カテゴリ:5年
5月20日 主体的・対話的で深い学びの実践1 5年2組
5月20日に5年2組の体育で「キャッチバレーボール」が行われました。
おおさわ学園の学園研究のテーマは「主体的・対話的で深い学び」です。日々の授業からこの取組についてお伝えしていきます。
この授業のねらいは、児童が自ら学びを調整し、自律的な学習ができるようにしているところです。つまり、自分たちで考えながら学習を創って学びを深めていくということです。
今日のめあては「たくさん得点するために、チームとしてどのように動くのか考えよう」です。まだ、全6時間中の第2時間目の授業ですが、子どもたちは準備運動を各チームごとに行い、主運動につながるようラリーをして、どんどん自分たちで学習を進めていきます。
そして、最初のゲームです。どのチームも楽しく一生懸命に取り組んでいます。
ゲームの様子はチームの仲間が学習用タブレット端末を使って動画をとっています。
ゲームが終わると「振り返り」です。めあてが達成できるようにチームごとに話し合います。ポジションや動きのこともあるので、動画を確認したり、ホワイトボードを活用したりしながら、考えていきます。チームの作戦を達成するために、一人ひとりが何をするのか明確にしていきます。
そして、2回目のゲームです。先ほどと同じチームと対戦することで、自分たちの考えたことが実行できるように頑張ります。
すると、1回目のゲームよりも、子どもたちの動きや指示が明確になり、得点をとったときの喜びも大きくなっていきます。あきらかに最初のゲームとは違い、チーム力が上がっていることがわかります。
このように、自分たちで話し合って考えて勝てるように工夫することができ、学びが深まっていることがわかります。
最後の片付けもみんなで協力し、安全に気を付けてすることができました。
このように1時間の授業の中で、自分たちで意欲的に取り組み、話し合って考えて、それをまた実行して試していくことができました。そして、それを繰り返していくことで一人ひとりの学びやチーム・クラスの力が高まっていきます。今後の学習も楽しみです!
公開日:2024年05月20日 16:00:00
更新日:2024年10月01日 16:52:42